書籍の紹介第二弾です。
著者:坪田 清孝 農村集落再生のみちすじ
坪田氏は福井県あわら市の経済産業部長で、以前静岡市で行われた
耕作放棄地に関するセミナーで講演させれたのを傍聴しに行きました。
この本の内容はというと、過疎集落や限界集落が増加していく中で、農村集落の再生を推進するにあたって御自身の取り組みを紹介
されています。
取り組み事例の中で、中核農家を中心にして周辺農家を含めグループ化していくこと
が集落再生のみちすじになるとおっしゃています。
確かに後継者の問題、農地の問題を考えると色々な壁はありますが
長期的に見ると日本の農業のためには今後方向性は正しいのでは
ないかと個人的に思います。
今、兼業農家の平均時給は175円だそうです。(小泉元首相の秘書官だった飯島氏曰く)
今後は隣の農家と競うのでなく、グループ化して農業の発展の為にも大規模化を図り
農業法人化し、競争力を高めていくべきだと考えます。
農商工連携、六次産業化を実現していく中で当社なりの取り組み方を
構築し、実践していきたいと思います。