久しぶりの更新です・・
昨日は大学院の授業の一環で、豊橋にて植物工場の講義を受けてきました。
上の写真のように工場内は無菌状態に保たれています。
当然、農薬は一切使いません。
近頃デパートでも販売されているのを見かけます。静岡だと伊勢丹で売ってました。
皆さん、買うのに抵抗はありますか?
おそらく、スーパー等で植物工場で作られたものを買う方は、一番安全、安心な
栽培だと分かった上で判断しているのはないでしょうか。もちろん興味があって買うことも
あります。
とあるところは、「洗うと汚れるので、洗わないで下さい」と謳い文句にしています。
つまり、水道水の方が雑菌があるということです。
話を戻りまして、昨日の講師の方は千葉大学の古在名誉教授でした。
先生が一番心配されていたのは、中国、韓国、台湾の植物工場ブームがすごいというこ
とです。特に中国は一種の国策になっていて、勢いはすごいし、スピード感が日本人とぜ
全然違うとの事。放射能の問題もあり、3国は日本に植物工場でできた農産物を
日本に売ろうとビジネスプランを立てているようです。欧米でも植物工場に注目しており
日本の取組みの動向が気になります。
肥料に関して言えば、露地で言えば実際の吸収率は40~50%だということです。
地力窒素等ありますから一概には言えないと思いますが・・。
それはさておき、植物工場では利用率100%を目指し、省力化・環境保全につながるよう
な取組みをしています。
植物工場って大まかなイメージは分かる方は多いと思いますが、実際に話を聴いてみる
と工業的な視点なので、新鮮で興味深かったです。
静大の受講生と一緒に、千葉大学の植物工場見学をプランしました。
実際に見て自分がどのように感じるのか楽しみです。
まだまだ書きたいことは山ほどありますが、昨日のメモ量が半端ではないので
この辺にしておきます。
また続きは今度UPします☆
薮崎産商肥料部 土屋